シール印刷・制作料金｜ラベル印刷のシール本舗

業務用ラベルシールの「制作・印刷料金」についてご案内します。

オーダーメードですので、仕様・面積・枚数などから、実際に「見積り」をしないと”正確な価格”の明示はできませんが、料金の成り立ちを解説しています。
また、「シール印刷デザインサンプル」コーナーの各サンプルに、参考価格を掲載しているものもありますのでご覧ください。

“価格・見積り”と”価格を抑える”ポイント

“仕様”と“素材使用量”が価格を決める

シール印刷の金額積算（費用の見積り）の基本は、

費用＝｛素材×使用面積＋“α”｝-｛歩留まり｝

素材・・・シール素材（材質・糊種）によって、価格が大きく変わります
面積・・・不要な切り落とし部分も含めて使用料が原価を大きく占めます
＋α・・・印刷方式・色数・シール形状（抜き型）・表面加工などが上積みされます
歩留り・・・シール原紙はロール状で、機械を通す”前後”や“色合せ”分の長さも必要です

業務用シールは、様々な用途・目的があり、お客様のブランド毎のオーダーメードです。そして、耐久性・高精細・粘着性能など、高品質さが求められます。

そのため、「使用環境」や「必要性能」をしっかり打合せてから見積りをして、初めて正確な費用・料金が算出できます。

価格・見積り算出の要素

印刷・製造料金の高低は、以下のような要素から決まり、逆に「価格を抑えるポイント」にもなります。

素材・糊	シール用紙は「素材と糊と台紙」が最初からセットになっています。シール用紙で価格が大きく変わります。下記は素材と糊の価格の上下感です。・素材）上質紙＜コート紙＜クラフト紙・ユポ紙＜フィルム紙＜特殊機能性用紙・糊種）普通糊（一般糊）＜　再剥離・強粘糊　＜　特殊機能性糊
枚数・サイズ	シール用紙の使用量（面積）が価格に直結します。単純には「素材単価×サイズ×枚数」が使用面積となり、価格に大きく影響しますが、各種の作業工賃や版代、インク代、加工代など“固定的な費用”も掛かります。したがって、・印刷枚数が少ない　→　単価は高くなる・印刷枚数が多い　→　単価は低くなる実際の製品部分とはならない「歩留り」（後述）やその他の「固定的費用」もありますので、例えば、100枚と1000枚、3千枚と1万枚が同じ料金になる…ということもあります。
色数・特殊色	印刷方式によって、1色ずインク代が加算される場合や、2＝3色など色数が決また印刷機もあります。・デジタル印刷　→　CMYKのフルカラーで、通常は固定価格・アナログ印刷：凸版　→　1～4色程度（特色可能）で、色数で価格が加算される・アナログ印刷：オフセット　→　5～6色（特色可能）で、色数で価格が加算アナログ印刷機で色数が多いと高くなるのはインク代と特に、色毎に“版”が必要となるためです。
加工	表面加工などを施すと高くなります。・ラミネート加工・・・・箔押し加工・・・
型（抜き型）	ラベルシールは、シールの語りに「型抜き」が必要ですので、条件によっては費用が掛かる場合があります。・定型の場合・・・通常は費用は掛かりません・定型でない場合・・・専用の型抜き用「刃型」製作費が別途かかります複雑な型の方が高くなります。
仕上げ

シール印刷での「歩留り」

実際の“製品部分とはならない”シール用紙の必要な長さがあり、あまり少量だと製品部分より多くなる場合もあるほどです。
プロ用印刷機は大型で、機械の長さが10メートル近くなるもLのもあります。シール用紙を機会に通すだけで“のりしろ”のように、前後何十メートル。色合せや位置調整に数十メートル…と見えない用紙の使用が必要で、これがシールの“歩留り”です。
これに、インクや版の固定的な費用を加えると、例えば100枚と1000枚、3千枚と1万枚が同じ料金になることもあります。