仕上げ・色の指定

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ラベルシールを制作・印刷する場合の、「仕上げ」と「色の指定」についてご案内しています。

仕上げ

「仕上げ」とは、印刷したラベルシールを納品する場合の形状です。例えば、
①A4サイズの中に規則的にシールを並べた「シート」仕上げ
②一つのシールを、そのサイズで1枚毎にカットする「1枚カット」
③縦1列に並べて“ロール”に巻き上げる「ロール」仕上げ

などが主なタイプです。

①「シート」仕上げ

封筒用差出人社名ラベルシール印刷例OF-EN-001

複数のシールが一定数入ったシート状に仕上げます。
例えば、A4程度など指定のサイズのシート状にカットした台紙に、横3列×縦8列…など、市販の定型ラベル用紙のような形に仕上げます。あるいは逆に、指定数が収まるサイズを1シートとして仕上げます。

【主な用途】手作業で貼り付ける場合など。

②「1枚カット」仕上げ

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シールを1枚ずつ、個別カットした状態に仕上げます。

【主な用途】商品に手作業で貼るような場合や、キャラクターシール・ノベルティシール・社員への証票シールなどを配布するような場合に適しています。

③「ロール」巻き仕上げ

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ロール状にシールを巻いた状態のものです。
シールの向きや巻き方向に注意が必要です。

【主な用途】ラベリングマシンなどの専用機械を使用する場合。

「ロール巻き仕上げ」の詳細・注意点

ロール巻仕上げには、下の図のように「巻き方」と「出し方向(シールの向き)」があります。

 巻き方
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  • 表外巻・・・ロールの外側にシール面がきます。
  • 裏内巻・・・ロールの内側にシール面がきます。
 出し方向
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  • 上出し(天出し・頭出し)
  • 下出し(地出し・尻出し)

ラベリングマシン(ラベル自動貼り機)やラベル剥離機(自動ラベル剥離機やシールピーラー)などには、それぞれの機械により仕様が異なります。

巻き方と出し方向を間違えると、ラベリングマシンで使用できないなどの問題が発生しますので、ご利用中の機械の仕様をよくご確認ください。詳しくはお使いの機械メーカー様にお問い合わせください。

④その他の仕上げ

その他、例えばキャラクターシールなど、シールの形状に合わせてカットしたり(全抜仕上げ)、余白を残さず台紙ごとカットするなどの仕上げタイプがありますので、ご相談・ご確認ください。

色の指定

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同じ色でも、パソコン画面上の色やプリンター出力の色は、環境ごとに多少異なります。
また、言葉(イメージ)で色を伝えた場合でも、人によって思い浮かべる色は違ってきます。
どうしても正確な色で制作したい場合の、「色指定」の方法を説明します。

カラーチップ番号指定

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インクメーカーが製作しているDICPANTONE、 TOYOなどの色見本帳の番号をご指定ください。
(カラーチップのメーカーと色番号)

※カラーチップでのご指定は、特色での印刷の場合に限ります。フルカラー(CMYK)での印刷では、指定できません。

見本などのご郵送

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お客様が「この色」と思う過去のシール出力サンプル製品・雑誌の切り抜きなどを「色見本」としてお送りください。
但し、実際に使用するインクと紙の関係で、再現が困難な場合もあります。

試し刷り(本機校正)

「本機校正」と呼ぶ、実際に試作品を印刷する事も可能です。(有料)

実際に使用する「素材」・「印刷機」を使って試作製造します。別途必、試作・校正費用が必要です。試作費用もお見積りいたしますので、見積りご依頼時にお申し付けください。(常備している素材や抜型ならば、比較的お安くできます)

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