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シール印刷の「版」とはなんですか?

初期や再注文の際に、「版」の製作が必要な場合があり、費用が掛かるそうですが、「型」とはなんですか?

Q:質問
製品に貼り付けるラベルシール印刷の発注を考えています。
数ヶ月おきくらいにある程度の量を発注する事になると思いますが、初期や再注文の際、「版」の費用が必要な事がある・・・とあります。「版」とはいったいなんですか?
A:回答
インク使って用紙に印刷を行う際、アルミや樹脂のプレートに一度インクを乗せて、それを用紙に転写します。このプレートが「版」です。
例えるなら、朱肉がインクで、プレートが「版」で、印刷するデザインや文字を“焼き付け”たものと思っていただければ結構です。(版画の版木と一緒ですね)

インクを使って印刷する従来型の“アナログ印刷”では、「赤青黄黒」4色+α(特別な色)を使って印刷しますので、使う色ごとにプレート(版)を作成する必要があります。

これも、印鑑で例えると、枠線を赤にするなら枠線だけの版が一つ目、文字を青にするなら文字だけの版・・・というように版が必要です。一般的なフルカラーである4色なら通常4つの版を作る必要があります。

一度製作した版は原則、1年間保管しますので、一年以内の再注文(増刷)の際は、版代は不要です。
但し、一回当りの印刷枚数が多い場合、早く劣化してしまうこともあります。その場合は再度版代が必要となる事がありますのでお問合せください。


尚、インクを使った従来のアナログ印刷ではデジタルのでデザインデータから「版(プレート)」へと書きだしますが、“デジタル印刷”の場合「版」は不要です。パソコン用プリンタと同じ原理で、デジタルのデザインデータを直接印刷機へ出力して印刷するためです。
それぞれ、向いている用途や価格差などの特性がありますので、一概にどちらが良いとは言えませんが、「版」が不要なため、製造工程が短く迅速です。
また、季節ごとに色を変えたり、出荷先毎に複数のラベルデザインを作るなど、“多品種×小ロット”ラベルで商品価値を高めたい時などにはおすすめです。